WOLFGANG TILMANS FOUR BOOKS
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現代美術界で重要な賞の一つである「ターナー賞」を2000年に受賞し、ロンドンとドイツを拠点として活動するドイツ人フォトグラファー、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)の作品集。
作者は同世代のなかでもとりわけ写真というメディアの限界を押し広げ、その可能性を探究してきた。カメラを用いず、暗室で抽象的なイメージを制作する試みなど、その手法は多岐に渡る。本書では、ドイツの出版社「TASCHEN」との協働によってこれまで制作されてきた4冊の書籍を1冊に再編纂し、ミレニアム前後の生を見つめ直すような構成に仕上げられています。
本書は、約30年にわたる作者の制作活動を通じて、現在の我々が置かれている状況を描き出そうとするものである。
初期に撮影された友人たちのポートレートから、静物、旅先でのスナップ、ヌード、風景や空の写真、さらには抽象表現に至るまで、数多くのイメージを通じて、独自の視覚言語を築いてきました。写真と現代美術の双方に新たな道筋を切り拓いたその実践により、前述のように、2000年には写真家として、またイギリス国籍以外の作家として初めて、芸術界において権威あるターナー賞を受賞しています。
本書はドイツの出版社「TASCHEN」が手がけた「45th Edition Series」の一つであり、同出版社が2025年に創業45周年を迎えたことを記念して、より手に取りやすい新装版として刊行した作品集のシリーズです。編集は作者自身が手がけ、一部を再デザインし、近年の作品に加えて新たな序文を書き下ろしています。
30年にわたるイメージを収めたこの作品群を辿るなかで、我々は数多の瞬間に出会うことになる。それらは、集合的な記憶のなかにとどまるだけでなく、個々の人の記憶にも静かに刻まれていきます。
Pages : 560 p
Dimension : 156 × 217 mm
Publisher : TASCHEN
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