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hibi

mono.kultur #28 / BLESS

mono.kultur #28 / BLESS

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毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン「mono.kultur」。28号は、BLESS。

ファッションブランドとしてのみならず、アートやカルチャーの分野を自由に行き来するデジレ・ヘイスとイネス・カーグによるプロジェクトBLESS。パリとベルリンを拠点に活動する彼らが、mono.kulturを乗っ取ったという体裁の今号。インタビューというよりも、BLESSと今回のインタビュアーであるアドリアーノ・サックが互いに質問を投げ合い、不思議な対話を続けてゆく。

BLESSって高すぎない? 誰、もしくは何に対して悪趣味だと感じる? 私たちは、アーティストの政治的見解にこだわりすぎていると思わない? もし作品が作家の思いを体現するのなら、インタビューなんて必要? BLESSやってて疲れない? 最近褒められて傷ついたことは? ラスべガスは好き?僕が訪ねてきたら、何を夕食にだしてくれる? BLESSとは、ライフスタイルなのかな? そのような対話の中から、BLESSという一風変わった2人組の暮し、仕事、そして未来について解き明かしてゆく。インタビュー中、BLESSは一つの人格として対応し、一部を除いてデジレとイネスという二つの個は表出しない。 本当に人が住み、クローゼットに服が並ぶ。「アットホーム」を地で行くBLESS Shop Berlinからもわかるように、彼らの活動には、ユーモアとインタラクションの要素が強くある。例えば、BLESS N° 42 “Pladoyer der Jetztzeit”。欲しいBLESSのアイテムについて、なぜそれが欲しいかを手紙に書いて送り、思いが届けばそのアイテムがタダでもらえる(これまで60人ほどに商品が届いたそう)。そんな風につながり、ひろがってゆく、BLESSの活動を俯瞰できる一冊。2つの冊子がひとつに纏まった形態で、片方がインタビュー、もう片方はブレスの最新コレクションBELLS N° 43 Know Howwowのカタログという嬉しい仕様。(一部日本語訳付き、差し込み8ページ)

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